Loading…

天宮瑠璃さん『蒼熱のカンヴァス』配信スタート!

Posted by PL編集部 on 2015. .15 未分類
blog_sounestu.jpg
『蒼熱のカンヴァス』
著者/天宮瑠璃
イラスト/上原た壱


胸がキュッと苦しくなるくらい切なくて
でも、読み終わったあとは温かな気持ちになれる
そんなラブストーリーは、いかがですか
もちろん、体が熱くなるようなラブシーンもたっぷりです!

天宮瑠璃さんの新作『蒼熱のカンヴァス』
ヒロイン若宮蒼依(あおい)とヒーロー櫻田真治は、美大の二年生。
蒼依は両親がともに著名な芸術家であるため
自分に自信が持てず、優しい言葉をくれる准教授と不倫してしまいます。
実家の反対を押し切って進学し、アルバイトで学費を稼ぐ真治は、
蒼依に憧れながらも、不倫する彼女が許せず、
酷い目にあわせてしまう(……本当はいい子なんですよ)。

上原た壱さんに描いていただいた、
ブルーを基調にしたイラストが作品の雰囲気にピッタリです。

天宮瑠璃さんからコメントをいただいています。

                       
皆様初めまして&お久しぶりです、天宮瑠璃です。

プロットから約二年、 個人的な問題などで筆を折ることを何度も考えましたが、
やっとこの『蒼熱のカンヴァス』を世に送り出すことができホッとしております。
これもひとえに担当様はじめとする編集部の皆様方や、
応援してくださった読者の皆様のおかげです。
ありがとうございます。

この『蒼熱のカンヴァス』も、今までの作品同様相も変わらず
泥臭い世界で不完全な人間が愛し合ったり憎み合ったりしている小説ですが、
楽しんでいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

                       

読みながら、不器用すぎる二人をなんど抱きしめたくなったことか。
でも、この“若さゆえの不器用さ”に心の中をジンジンさせてください!

けろ子

この作品が読めるPC・スマートフォン対応の電子書店はこちら。
※配信開始日は各書店の更新日によって異なります。

電子書籍サイト パピレス(PC/スマートフォン/iOS)
電子書籍サイト honto(PC/スマートフォン/iOS) 
電子書籍サイト BookLive!(PC/スマートフォン/iOS)
電子書籍サイト どこでも読書(PC/スマートフォン/iOS/フィーチャーフォン)
※その他のサイトでも順次配信予定です。

こちらに蒼依の不倫を知った真治が、
 彼女に怒りをぶつけるシーンを「ちら載せ」しています。
 少しですが、作品の世界をお楽しみください。
蒼熱のカンヴァス
天宮瑠璃

(前略)

「櫻田くん?」
蒼依の前に立ちふさがった櫻田は、暗い目で蒼依を見据える。
「……あんた、長谷川と付き合ってるんだな」
「……!」
 重い声が蒼依をどすんと射貫いた。どうして櫻田が、長谷川と自分の関係を知っているのだろう。混乱する蒼依に構うことなく、櫻田は苛立ちを含んだ調子でさらに続ける。
「見たんだよ、昨日。あんたと長谷川が乗った車が、――ホテルから出て行くところ。あそこがどういうホテルかは、俺だって知ってる」
 長谷川との密会に使うホテルは表向きにはシティホテルだが、主に宿泊よりもデイユースでラブホテルのように利用するカップルが多いと知られているホテルであった。
「俺が口出しする義理はないけど、あいつは結婚してるだろ。止めろよ。あんな男と付き合ってたら、あんたが不幸になるだけだぞ」
「……そんなことない」
 櫻田の言葉を遮り、蒼依は反駁した。
「先生は優しくて、いつも私の心の支えになってくれてる。それだけで私、幸せだもん。奥さんいるのだってわかってるし、邪魔なんかする気もない。ただ、先生が私の傍にいてくれるだけで、それで……」
「――馬鹿馬鹿しい」
 空気が揺らぎ、櫻田が距離を詰めた。蒼依ははっと顔を上げる。櫻田の瞳に暗い炎が宿り、揺らめいている。
「人の家庭を壊しかねないようなことしてるくせに、けなげな女の真似事か。あんたも、あの女と一緒だな!」
 あっという間に固い床の上に押し倒された。のしかかった櫻田はいつもの静かなたたずまいが嘘のように呼吸を荒くして、鬼のような形相で蒼依を睨みつけている。
 ここまで人が怒りを露わにしたところは見たことがなかった。恵まれた環境に生まれ育ったこともあり、これまで蒼依に向けられる悪意というものは、例えれば真綿に包まれた針のように回りくどいもので、蒼依は心を傷つけられながらもそれに気づかないふりをしたり、受け流したりして処理しようとしてきた。
 だが、櫻田が発散する怒りの感情は、これまでに出会ったことのない獰猛な害獣そのもので、蒼依はどうあしらっていいのか皆目見当もつかないまま、目の前の男を呆然と見上げる。
「ひあっ……!」
 セーターがその下のインナーごと乱暴にたくし上げられ、白い素肌が空気にさらされた。櫻田は露わになったブラジャーのカップに両手をかけると、力任せにそれを引き下ろした。蒼依の胸を守っていたブラジャーはあっという間にその役目を果たせなくなり、支えを失った丸い乳房がまろび出る。
「や、やめてっ、こんなの、いやあっ……」
 櫻田が怒りにまかせて自分を凌辱しようとしていることに、蒼依はやっと気づき声を上げる。だが櫻田はお構いなしに、両脚に力をかけて蒼依の下半身を押さえながら、彼女の乳房をむずとつかんだ。大きな手の中でぐにぐにと揉まれるたびに形を変える乳房に痛みが走る。長谷川にされる時とは全く違うその粗暴な手技には、不快感しか覚えない。
「あっ、いやっ、つっ……!」
 押さえつけられて自由にならない身体をよじって櫻田の手から逃れようとするが、櫻田はお構いなしに蒼依の胸をまさぐり続ける。
「いっ……!」
 櫻田の指が乳房の頂をつまみ、きゅうっと上に引っ張り上げた。鋭い痛みに蒼依は顔を歪め、弾みで力が抜けた。櫻田は蒼依の胸から手を離すと、彼女の細い肩を床に押さえつけて、あけすけな言葉を耳元に吹き込む。
「黙って俺の思う通りにさせろよ、不倫女。今更他の男にやらせたって減るもんじゃないだろ? ていうかあんた、俺を拒めると思ってるの? あんたらの関係、外にばれたらいろいろヤバいんじゃないのか」


――続きは、電子書籍でお楽しみください。 ※作品の転載は禁止です。

スポンサーサイト
プロフィール

PL編集部

Author:PL編集部
パブリッシングリンクが提供する「らぶドロップス」レーベルをはじめとする電子書籍の情報をお知らせするブログです。

 
最新記事
 
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
 
カテゴリ
 
twitter(作品紹介用)
 
リンク
 
検索フォーム
 
QRコード
QR
 
月別アーカイブ